| 堂本君って葵さんみたいな人が |
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| 堂本君よりはコウ君に引き取って |
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| 木村君は私の大事な弟みたいな |
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| えっ？春子が……コウ君と？ |
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| でも、こんな失敗を見られちゃった |
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| 強いな、木村君は……。私も見習 |
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| うーん、今年からゼミが始まるし |
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| ホント……こんな偶然って…… |
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| じゃあ、甘えちゃおうかな…… |
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| 私と離れ離れって、やっぱり寂し |
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| 木村くんと一緒じゃないと、 |
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| 春子の欲しかったモノちゃんと |
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| 最高に素敵な友達だってこと |
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| コウ君ももっと私のこと誘って |
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| お兄ちゃんのこと……ちゃんとお礼 |
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| こうしているといい教授だけど…… |
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| 春子か堂本君、カフェに行ってる |
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| やった！さっそく明日コウ君に自慢 |
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| 正直に言うと、ちょっと難しすぎる |
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| 久しぶりにいってみようかな |
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| いいよ、行こう |
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| それならコウ君に選んで欲しいな |
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| そのぶんコウ君は私にはいつも |
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| 邪魔しちゃ悪いよね…… |
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| うん、今日はやっぱりバイトに |
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| そうですね……とりあえずは、順調 |
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| 必須単位なんだから、頑張ろう |
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| きれいな人……私も、あんなふうに |
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| ……いい子。何故か胸の奥がちくん |
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| コウ君は練習が始まってるだろうな |
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| やっぱりコウ君はすごいな |
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| でも春子、すごいよ！だって、コウ |
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| 私はコウ君のことが気になって |
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| 少し、考え事をしてしまって…… |
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| コウ君……やっぱり心配だな |
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| 控えめに手を振ってみた |
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| 春子がそんなに一生懸命なの…… |
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| コウ君とあんな風に言い争い |
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| 教授のルックスに惹かれている |
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| ありがとう……、甘えちゃおうかな |
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| ……うん、そうなんだと思う |
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| 軽く手を挙げて二人に手を振った |
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| 私にとってコウ君は大事な人だった |
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| 好きな人なんていないよー！ |
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| ……奢ってくれるの？ |
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| 「……うん」私は小さく頷いて |
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| 二人を見てると、まるで……姉弟の |
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| 私はできる限りの励ましの言葉を |
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| えへへ……、私そー言う事にうとい |
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| ……なんでもないや、あはは |
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| コウと乗る |
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| 春子ってば……可愛いんだから |
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| 美味しそう！私も貰おうっと！ |
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| まぁいいか…… |
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| また……来たいな |
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| もう心の中に溜めておくことなんて |
でも……春子の気持ちも確かめない |
| HappyEND |
BadEND |
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